【9月26日 CGTN Japanese】中国の中央銀行である中国人民銀行の潘功勝総裁は9月22日に開かれた記者会見で、「今年6月末時点で、中国銀行業の総資産は約470兆元(約9770兆円)に達し世界第1位、株式、債券市場の規模は世界第2位、外貨準備高は20年連続で世界第1位となった」として、同時に、多チャンネル、広範囲、安全かつ高効率な人民元クロスボーダー決済ネットワークも基本的に構築したと説明しました。

また、金融監督管理総局の李雲沢局長は記者会見で、「現在、銀行業・保険業の総資産は500兆元(約1京400兆円)を超え、5年間で年平均9%増加しており、世界最大の貸付市場と世界第2位の保険市場の地位がさらに安定した」と述べました。

記者会見では、第14次五カ年計画期間中(2021〜2025年)に業界機関の外資持ち株比率制限を全面的に撤廃し、適格海外投資家制度を改善し、相互接続メカニズムを最適化し、海外上場届出制度を構築・整備したことも紹介されました。また、第14次五カ年計画期間中、新たに13社の外資系証券、ファンド、先物機関の中国進出や営業を認可し、外資によるA株時価総額は3兆4000億元(約70兆700億円)に達し、269社が海外で上場したことを明らかにしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News