【9月24日 CGTN Japanese】ドイツ・デュイスブルク市のランドマークであるマリエントール劇場で現地時間9月19日、「中国フェスティバル」が開幕しました。3日間の日程で開催され、延べ約10万人の来場者でにぎわいました。同市での開催は2022年以来となります。

開幕式典には、中国駐デュッセルドルフ総領事の余勇氏、ノルトライン=ヴェストファーレン州のシュメルツァー第1副議長、デュイスブルク市のリンク市長らが出席し、中国フェスティバルの開幕を共に宣言しました。

余勇総領事はあいさつで、「このフェスティバルを機に、中独両国の各分野での連携をさらに強化し、二国間の友好関係を一層発展させたい」と述べました。これに対しシュメルツァー第1副議長は、中国フェスティバルは両国の意思疎通と相互理解を深めたいという共通の願いを示しており、両国間の相互理解を深める重要な基盤となっていると評価しました。

会場では、ドイツ市民や現地在住の華僑・華人らが共に中華料理を味わい、文芸公演や中国映画の上映を楽しみました。参加者らはまた、書道、太極拳、茶芸、漢服展示などの特色ある文化展示コーナーでも、没入型で中国文化の豊かさと奥深さを体験しました。中国揚州市歌舞劇院による国風コンサートでは、優雅な民族楽器の演奏や柔らかい江南地方の歌謡が披露され、観客の喝采を浴びました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News