【9月22日 AFP】イスラエルの極右イタマル・ベングビール国家治安相は21日、英国やカナダ、オーストラリアがパレスチナを国家承認したことを受け、イスラエルが占領するヨルダン川西岸の併合を求めた。

ベングビール氏は声明で、「英国、カナダ、オーストラリアによるパレスチナ国家の承認は、即時の対抗措置を必要とする。ユダヤ・サマリア(イスラエルが1967年以降占領しているヨルダン川西岸の一部地域を指す呼称)への主権の迅速な適用と、パレスチナ自治政府の完全な解体だ」と述べ、「次回の閣議で主権適用の提案を提出するつもりだ」と続けた。(c)AFP