韓流人気グループの元メンバー、酔客への性暴行事件の控訴審で「生涯をかけて罪を償う」
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【09月21日 KOREA WAVE】外国人観光客を酒に酔った状態で集団性暴行したとして1審で実刑を受けた韓国の人気アイドルグループNCT出身のムン・テイル被告が、9月17日にソウル高裁で開かれた控訴審初公判で「生涯をかけて罪を償う」と述べた。
起訴状によると、ムン・テイル被告と共犯2人は2024年6月13日未明、ソウル市瑞草区の共犯者宅で、酔って身動きできない中国人女性観光客を性暴行した。事件は梨泰院の酒場で被害者と偶然出会い酒を飲んだ後に発生。犯行後、女性を別の場所からタクシーに乗せて帰したとされる。
ムン・テイル被告らは2024年7月、1審でいずれも懲役3年6カ月の判決を受けた。検察と被告側はいずれも「量刑不当」を理由に控訴していた。
控訴審初公判で、検察は「被告らの罪質は不良であり、被害者との合意があったとしても事件の重大性に照らすと1審判決は過度に寛大だ」として、ムン・テイル被告に対し1審と同じ懲役7年を求刑した。
ムン・テイル被告は最終陳述で「被害者が受けた傷は言葉や行動で回復できるものではない。無責任で愚かな行動により取り返しのつかない傷を残したことを心から謝罪する。生涯をかけて罪を償う」と述べた。
判決公判は10月17日午後2時30分に開かれる。
ムン・テイル被告は2016年にSMエンターテインメント所属グループNCTのメンバーとしてデビューしたが、2024年10月、性犯罪事件の発覚に伴い契約を解除されている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News