韓国製AI執事ロボットの発売、来年に持ち越しか…中国企業の先行懸念
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【09月21日 KOREA WAVE】韓国サムスン電子とLG電子が2025年中に予定していたAI執事ロボットの発売を2026年に延期する可能性が高まっている。
両社は当初、サムスンがAI執事ロボット「ボリー」を上半期に、LGは「Q9」を年内に市場投入する計画だった。しかし、開発とフィールドテストでの課題解決が進まず、実際の発売は難しい状況だという。
9月開催されたIFA 2025で、サムスンのヨン・ソクウVD事業部長は「フィールドテストで発生するさまざまな問題で発売が遅れている。早期に克服して改めて時期をお知らせしたい」と述べた。LGのリュ・ジェチョルHS事業本部長も「Q9の開発時にはここまで進化が早いとは思わなかった。発売時期はまだ決まっていない」と語った。
業界では、AI執事ロボットが既存のロボット掃除機との差別化を打ち出せていないことも発売延期の要因とみている。すでにロボット掃除機にはAI機能が搭載され、家族の安否確認や家庭管理まで担っており、執事ロボットと役割が重なる部分が多い。また、両者の走行動線が衝突する可能性も課題となる。
価格の高さも障害だ。市場では執事ロボットの価格が200万~400万ウォン(約21万~約42万円)に達すると予測されており、普及の壁になるとみられる。一方、中国メーカーはすでに100万ウォン(約10万6000円)以下の低価格で、AI機能を備えた家庭用ロボットを投入しており、韓国勢が発売を遅らせれば市場を先行される恐れが大きい。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News