【9月21日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は20日、23日からの国連総会一般討論演説に合わせて米ニューヨークを訪問し、ドナルド・トランプ米大統領と会談すると明らかにした。ロシアによるウクライナ攻撃が激化する中、制裁に関して議論を進めたい考えだ。

ゼレンスキー氏がトランプ氏と会談するのは、先月ワシントンでの会談に続くもので、その際、欧州首脳を交えた会合も開催された。

「指導者間の会談や停戦が行われないのなら、制裁を期待している」とゼレンスキー氏は声明で述べた。

また、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談を改めて呼びかけたが、プーチン氏はまだ「準備ができていない」と述べた。

ゼレンスキー氏は20日、ロシアがミサイル40発と約580機の無人機による「大規模攻撃」を行い、3人が死亡、数十人が負傷したと発表した。過去数週間では最大規模の攻撃とみられる。(c)AFP