国慶「文化・観光消費月」スタート 消費補助3.3億元超
このニュースをシェア
【9月21日 東方新報】中国国務院新聞弁公室は17日午後に記者会見を開き、文化観光部産業発展司の缪沐陽(Miao Muyang)司長が、今年の国慶節(建国記念日)と中秋節の連休が重なり、8日間の大型連休となることから、観光需要が高まると見込まれると述べ、早めの旅行計画を呼びかけた。
記者からは「国慶・中秋連休中の観光需要をどう満たすのか」という質問が出され、文化観光部は「文旅消費月(文化・観光消費月)」として豊富な商品や企画、割引制度を打ち出す方針を示した。主な取り組みは以下の3点である。
◾️多彩な観光・文化イベント
各地で観劇・音楽鑑賞、景勝地巡り、中秋の団らん、親子レジャー、夜間経済など、季節に合わせた観光商品を提供。演唱会、音楽祭、無形文化遺産の展示販売、トレンド市集、遊園会など2万5000件を超える文旅イベントが予定されている。湖北省(Hubei)では「長江文化芸術季」、上海市では「上海観光祭」で都市観光や国風(中国伝統文化ブーム)イベントが展開される。
◾️消費補助と割引の拡充
「百都市・百地区文化観光消費三か年行動計画」を始動し、銀聯(China UnionPay)や金融機関、プラットフォームと連携して消費券やキャッシュレス決済割引を提供。国慶文旅消費月にあわせ、全国で総額3.3億元(約68億3096万円)の消費補助が配布される。
各地でも特色ある政策を打ち出しており、山東省(Shandong)は「楽GO山東」プロモーションと観光割引パッケージ、河南省(Henan)は高齢者・子ども向けの新商品や年票制度、浙江省(Zhejiang)は「文旅カード」や航空券+入場券の割引を実施。広東省は2000万元(約4億1399万円)分の消費券、青海省(Qinghai)も「大美青海」文旅消費券を発行する。
◾️新しい観光体験の創出
国慶節や中秋節、農民豊作祭に合わせ、豊作の風景や農村文化をテーマにした観光シーンを創出。京津冀(北京・天津<Tianjin>・河北<Hebei>)では広域連携の文旅イベントを展開し、四川省(Sichuan)と重慶市(Chongqing)は「中国芸術祭」を機に「舞台芸術を見に行く旅」「美術館の夜」など特別企画を実施する。
また、オンライン旅行会社も「映画やドラマの舞台を巡る旅」など特色ある旅行商品を提供。無形文化遺産の料理を組み合わせた観光ルートも推進する。さらに観光市場の監督管理を強化し、安全で安心できる旅行環境を整備する方針だ。(c)東方新報/AFPBB News