【9月18日 AFP】米疾病対策センター(CDC)のスーザン・モナレズ前所長は17日、上院保健委員会に出席し、科学的根拠のない小児ワクチン接種スケジュールの変更を承認しなかったために解任されたと述べた。

先月突然解任となったモナレズ前所長はまた、ロバート・F・ケネディ・ジュニア米厚生長官から、理由なくCDCの専門家学者を解雇するよう要求したとも明かした。

共和党の上院保健委員長で医師でもあるビル・キャシディ氏の質問に対してモナレズ氏は「科学的根拠があれば、接種スケジュールの変更に前向きである」と伝えたものの、ケネディ氏は「根拠となるデータや科学的証拠を何も提示しなかった」という。

キャシディ氏が「科学もデータもないと言いながら、それでも変更を求めたのですか?」と確認すると、モナレズ氏は「その通りです」と答えた。

モナレズ氏はまた、「圧力があろうとも、私は証拠をイデオロギーに置き換えることも、自分の誠実さを妥協することもできなかった」とし、「ワクチン政策は、信頼できるデータに基づいて導かれるべきであり、あらかじめ決められた結論によって左右されるべきではない」と述べた。

18日には、ケネディ氏が刷新した予防接種諮問委員会の会合が控えている。ケネディ氏はそれまでの委員全員を解任し、自身のワクチン懐疑論と見解を同じくする人物を新たに任命している。

モナレズ氏によれば、ケネディ氏はこの委員会の勧告をCDCが無条件で承認するよう求めたという。(c)AFP