エプスタイン事件、FBI長官「他者関与の証拠なし」
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【9月17日 AFP】米連邦捜査局(FBI)のカッシュ・パテル長官は16日、少女への性的虐待で起訴されたジェフリー・エプスタイン元被告について、法執行機関のファイルには、他者への若い女性の人身売買を示す「信頼できる情報」はないと述べた。
パテル氏は、上院司法委員会の公聴会で「信頼できる情報は一切ない」と述べ、もし存在すれば、すでに他者への人身売買として起訴していたはずだと付け加えた。
エプスタイン事件をめぐっては、ドナルド・トランプ米大統領の熱心な支持者らが長年注視しており、「ディープステート」のエリートが民主党やハリウッド関係者を保護していると主張する声もある。
一方、FBIと司法省は7月、元被告が著名人を恐喝しておらず、「顧客リスト」も保持していなかったと結論付ける内部文書(メモ)を公表しており、多くのトランプ支持者の反発を招いた。(c)AFP