4年前に離婚したはずの夫が「寂しい。戻りたい」…韓国・今さらの財産分与に元妻困惑
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【09月16日 KOREA WAVE】夫の過度な干渉に耐えられず4年前に協議離婚した韓国の女性が、元夫から財産分与や再び同居を求められて困惑している。YTNラジオの番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で取り上げられたエピソードだ。
それによると、女性は30年前に結婚し、2人の子は既に成人。就職して仕送りもしている。しかし、元高校教師の夫は「子どもは良い大学を出ていないし、就職先もたいしたことない」と不満ばかりで、結婚相手にまで干渉しようとする。
夫は家庭でも生徒に接するような態度を崩さず、妻に対しても友人との交際や旅行に口出しした。女性は疲弊し、4年前に協議離婚を選択。唯一の財産であるマンションは分与せず、夫は近所のワンルームに移った。
ところが離婚から2カ月後、夫は「寂しい」と言って家に戻り、親戚の冠婚葬祭や一緒に買い物に行くなど夫婦同然の生活を続けた。しかし性格や干渉は変わらず、女性は再び疲れ果て、家を出て3カ月になる。
女性は「夫が今さら財産分与を口にし、家に戻れと言っている。離婚から4年もたつのに、まだ財産分与を請求できるのか」と相談した。
これに対しイム・ギョンミ弁護士は「離婚後の財産分与請求は原則2年以内に申し立てなければないが、離婚後も夫婦同然なら事実婚関係と認められる可能性がある」と説明。「離婚時に財産分与していなければ、事実婚の期間を含めて全体の婚姻期間を基準に財産を分けることになる」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News