ギリシャ沖で沈没のタイタニック号姉妹船 初の遺物回収
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【9月16日 AFP】1916年にギリシャ沖で沈没した旅客船「ブリタニック」号の沈没現場から、初めて遺物が回収された。ギリシャ文化省が14日発表した。ベルファストのハーランド・アンド・ウルフ造船所で建造された3隻の大西洋横断客船のうちの1隻で、タイタニック号の姉妹船。
ブリタニック号は、第1次世界大戦中に病院船に改造するため英海軍本部に徴用され、1916年11月にギリシャのケア島沖でドイツの機雷に触れて沈没した。
沈没船とその遺物を記録するプロジェクトは、ブリタニック財団創設者で英アマチュア歴史家サイモン・ミルズが組織し、ギリシャの水中遺物監督局が監督した。
プロジェクト担当者は「沈没現場の状況は潮流や深さ、視界の悪さのため特に困難だった」と述べ、特定の物品は位置や保存状態のため回収できなかったと付け加えた。
回収された遺物には、見張り所の鐘、左舷の信号灯、一等室・二等室の携帯用機器各種、浴場施設を飾っていた陶製タイル、双眼鏡が含まれている。
これらの遺物は首都アテネにある監督局の研究所に運ばれ、今後、ピレウスで建設中の新しい水中文化財博物館で常設展示される予定だと文化省は述べた。(c)AFP