無人機侵入、ルーマニアの主張に「根拠なし」 ロシア反論
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【9月15日 AFP】ロシアの無人機がルーマニアの領空を侵犯したとされる問題をめぐり、在ブカレスト・ロシア大使館は14日夜、ルーマニアの主張には「根拠がない」とする声明を発表した。
ロシアのウラジミール・リパエフ駐ルーマニア大使は「すべての事実は、これがウクライナ政府による意図的な挑発であることを指し示している」と述べ、ルーマニア政府がロシア側の質問に「具体的かつ説得力のある回答をしていない」とも指摘した。
ロシア大使館の声明は、ルーマニア外務相がリパエフ氏を抗議のために呼び出した後に出された。
ルーマニア国防省は13日夜、ロシアの無人機が領空を侵犯したと発表。F16戦闘機2機を緊急発進させたと説明した。無人機は人口密集地の上空を飛行せず、住民の安全に差し迫った脅威はなかったとしている。(c)AFP
