「事件班長」(c)MONEYTODAY
「事件班長」(c)MONEYTODAY

【09月15日 KOREA WAVE】韓国で小学生の男児2人が自転車を盗む様子を捉えた防犯カメラ映像が、今月初めに放送されたJTBCの報道番組「事件班長」で取り上げられた。男児は2度にわたって見とがめられておりながら、3度目に盗みを成功させていた。

番組が放送したのは8月12日に起きた自転車窃盗事件。小学4年の男児が工具を手に駐輪場に現れ、自転車のチェーンを切ろうとする姿が映っている。

最初は切れず、いったんその場を離れたが、間もなく友人を連れて再び現場へ。近くを通りかかった女性が「何してるの」と声をかけると、児童たちはその場を離れた。

その約20分後、児童たちは再度現場に戻って、ついに切断し、自転車を盗んで立ち去った。

被害者は約2週間後、盗難に気づいて通報。警察は児童たちを特定し、自転車は持ち主に返された。

番組のヤン・ジヨル弁護士は「罪悪感が欠如しているのではないか。これは大人の責任でもある。厳しく指導すべきだ」と批判した。

今回の児童たちは触法少年(10歳以上14歳未満)にあたると見られ、刑事処分は科されず、家庭裁判所による保護処分の対象となる。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News