【9月13日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ドナルド・トランプ米政権のキース・ケロッグ特使(ウクライナ担当)に市民権の付与を申し出、ケロッグ氏が首都キーウに滞在中はロシアが攻撃を控えることから、キーウで過ごす時間を増やすよう求めた。

ゼレンスキー氏は、「キース・ケロッグ氏がキーウにいる時、住民は安心して眠ることができる。感謝する。ウクライナのすべての都市を訪れてほしい」と冗談めかして言った。

さらに、「ケロッグ将軍に市民権を付与する用意がある。ロシアに攻撃を思いとどまらせることができるなら、必要なものはアパートでも何でも提供できる」と付け加えた。

ゼレンスキー氏はケロッグ氏について、「ロシアが発射する飛翔体を撃墜するのにウクライナが使用している米国製の防空システム『パトリオット』に匹敵する」と称賛した。

ロシアはここ数か月、ウクライナ各都市への空爆を強化している。一方、米国は4年目に入っているロシアの侵攻を阻止しようと努めている。(c)AFP