【9月10日 AFP】仏パリ地域の複数のモスクの前で9日、少なくとも9個のブタの頭が見つかり、イスラム教徒に対する憎悪の高まりに対する懸念を呼んでいる。パリ警察のローラン・ヌニェス長官が明らかにした。

ヌニェス氏は記者会見で、「ブタの頭が複数のモスクの前に放置されていた。パリ市内に四つ、近郊に五つだ」「さら多くが発見される可能性も排除していない」と述べた。

人種差別や宗教差別によって悪化した憎悪煽動の容疑で捜査を開始したと述べ、こうした行為を「卑劣」だと非難した。

イスラム教で豚肉は「不浄なもの」とされ、ハラム(禁じられたもの)とされる。

パリ検察庁はAFPに対し、複数の豚の頭に青いインクでエマニュエル・マクロン大統領の姓「マクロン」が走り書きされていたと述べた。

ヌニェス氏は「外国の干渉」に関連した過去の事件との類似点がある可能性があるとしながらも、「最大限の注意」を払うよう促した。(c)AFP