同級生7人に暴行・暴言・セクハラ…韓国の中学1年生、父親は「許しを請うているのに」開き直り
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【09月08日 KOREA WAVE】韓国京畿道(キョンギド)の中学1年の生徒が同級生を相手に暴行やセクハラを働き、強制転校処分を受けた。放送局JTBCの番組「事件班長」が報じた。加害者の父親は「謝罪を受け入れないことにも問題がある」と開き直っている。
報道によると、加害生徒は2025年3~6月、教室や学校周辺で同級生7人を相手に暴行、暴言、セクハラ、恐喝を繰り返した。柔道の技で相手を気絶させたり、体をボールペンで刺したりし、自分に敬語を使うよう強要。買い物をして代金を支払わせるなどした。
それが明るみにでて加害生徒は強制転校処分を受けた。父親は加害の事実を認めた謝罪文を書いた。しかし、そこでは「自分たちが幼い頃、友達の体操服のズボンを下ろして逃げるなどして遊んだ。それが突然セクハラだと言われるとは」と行為を正当化した。
また「いじめはやられた側の受け止め方次第。過ちを謝罪し、許しを請うているのにそれを受け入れないのは誤りだ」と勝手な論理を振りかざし、学校暴力審議委員会の強制転校の決定に従わずに異議を申し立てた。
被害生徒の保護者は「謝罪すると言いながら行政審判執行停止申請をするとは何をしたいのか分からない。結局不服なのでは」として加害生徒を刑事告訴した。
父親はメディアとのインタビューで「被害生徒と保護者に謝罪したい。子供も心から反省している。それ以外は何も言えない」と伝えた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News