【9月8日 AFP】全米オープンテニスは7日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は6-2、3-6、6-1、6-4で第1シードのヤニック・シナー(イタリア)を下して2度目の優勝を飾り、通算6度目の四大大会(グランドスラム)制覇を果たした。

7月のウィンブルドン選手権でシナーに敗れ、グランドスラム決勝で初めての黒星を喫した雪辱を果たしたアルカラスは、2023年9月以来となる世界ランク1位浮上が決まった。

一方でシナーは、グランドスラムのハードコートでのマッチ連勝が27でストップし、2008年大会で5連覇を達成したロジャー・フェデラー(スイス)以来となる全米での連続優勝を逃した。17年連続で大会連覇達成者がいないのは、オープン化以降のグランドスラムでは全米が最長となっている。(c)AFP