10代少女も殺しの実行役に、スウェーデンで加熱するギャング間抗争
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■15歳未満を殺しの実行役に
銃撃事件や爆破事件は毎日のように発生しているが、組織犯罪ネットワークが暗号化アプリを通じて刑事責任を問われない15歳未満を勧誘し、実行役を任せているケースが多い。
アーネル検事によると、こうした勧誘に応じる子どもは一般的に、性別に関係なく「血に飢えている」。
スウェーデンはかつて犯罪率の低さで知られていたが、過去15年間に台頭したギャングが、麻薬や武器の密売、社会保障の不正受給、人身売買などによって、その状況を一変させてしまった。
政府は今、ギャングをスウェーデンに対する「組織的脅威」と呼んでいる。
ギャングは今やスウェーデンの福祉部門、地方自治、司法・教育制度、そして少年院にまで浸透しているという。
警察によると、ギャングの幹部たちは外国から仲介役に指示を出し、実行役を雇わせて復讐(ふくしゅう)を実行させるケースが増えているという。
殺人、銃撃、暴行、爆破などは外注され、暗号化されたウェブサイトで誰でも受注できる状態になっていることが多い。
グンナル・ストレンメル法相は4月、「少女たちはしばしば被害者とみなされるが、彼女たちの犯罪組織への関与は、われわれが長年想定してきたよりもはるかに広範囲に及んでいる」と述べ、この問題に関する調査が不足していることを認めた。
「犯罪における女性や少女の役割に関する先入観は、彼女たちが犯罪者としても、助けを必要とする存在としても見なされないというリスクを生じさせている」と付け加えた。