【9月6日 AFP】全米オープンテニスは5日、男子シングルス準決勝が行われ、前回王者で大会第1シードのヤニック・シナー(イタリア)は6-1、3-6、6-3、6-4で第25シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)を下し、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)との決勝に駒を進めた。

シナーは、男子選手としてはロッド・レーバー(オーストラリア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に続いて、単一年ですべての四大大会(グランドスラム)決勝に進出を果たした。

アルカラスとのグランドスラム決勝での対戦は3大会連続で、今季は全豪オープンとウィンブルドン選手権でタイトルを獲得したものの、全仏オープンテニスではアルカラスにフルセットの激闘の末に敗れた。

ハードコートでのグランドスラムのマッチ連勝記録を27に伸ばしたシナーは、グランドスラム通算5勝目とともに、2008年大会で5連覇を達成したフェデラー以来となる全米での男子シングルス連続優勝を目指している。(c)AFP