【9月6日 AFP】5日に行われた全米オープンテニス準決勝で敗退したノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、四大大会(グランドスラム)を「諦めるつもりはない。これからも戦い続ける」と誓いを立てた。

大会第7シードのジョコビッチは、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)に4-6、6-7(4/7)、2-6のストレート負けを喫して通算25回目のグランドスラム制覇の夢が終わったものの、来年もプレーを続行すると話した。

38歳のジョコビッチは「グランドスラムを諦めるつもりはない。これからも戦い続ける」とし、「来年もすべてのグランドスラムを戦いたいと思っている。他のどの大会とも違う。グランドスラムは僕らのスポーツの柱だ」と述べた。

アルカラスとの一戦では2セット目までで体力が尽きたと明かしたジョコビッチは、「彼のリズムについていくエネルギーは2セット分あったと思う。その後ガス欠になった」とし、今後若いライバルたちと競うのは難しくなるだろうと続けた。

「テニスのレベルには満足しているが、体力の問題だ」「自分にできることは限られている。将来的に(ヤニック・)シナーやアルカラスをグランドスラムの5セット制で乗り越えるのは非常に難しいだろう」「3セット制ならチャンスがあると思うが、5セット制は厳しい」(c)AFP