【9月2日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が2日、中国入りした。金氏は首都北京で、中国の習近平国家主席やロシアのウラジーミル・プーチンと共に大規模な軍事パレードに出席する予定だ。

3日に北京・天安門広場で行われるパレードは、第2次世界大戦終結80周年を記念する行事。軍事パレードや展示飛行が行われるほか、ハイテク戦闘装備を披露する。中国はこの行事を他国との団結の象徴と位置付けている。

韓国の聯合ニュースは、北朝鮮の国営ラジオ放送KCBCを引用し、金氏を乗せた特別列車が2日早朝に中国に入ったと報じた。

国営朝鮮中央通信(KCNA)が公開した写真には、崔善姫(チェ・ソンヒ)外相や側近の趙甬元氏と共に列車の外でたばこを吸う金氏の姿が写っていた。

また別の写真では、豪華な列車内で北朝鮮の国旗と国章を背に笑顔を見せる金氏の様子が確認できた。

KCNAによると、両写真とも1日に撮影されたという。(c)AFP