英自民党党首、トランプ氏迎える公式晩さん会ボイコットへ ガザ対応で
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【8月29日 AFP】英国の野党・自由民主党のエド・デービー党首は、来月ドナルド・トランプ大統領が国賓として英国を訪問する際にチャールズ国王が主催する晩さん会を、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争に対する米国の姿勢を理由にボイコットすると発表した。
デービー氏は、晩さん会への招待を辞退することで「強いメッセージ」を送りたいと述べた。
トランプ氏は9月17~19日に英国を訪問する予定。この前例のない2度目の国賓訪問には、チャールズ国王がトランプ氏のために主催する晩さん会も含まれている。
デービー氏は27日付の英紙ガーディアンに、「華やかさと式典の中でガザの人々が忘れられることがないよう、できる限りのことをする責任を感じている」と記した。
さらに、「公式晩さん会のボイコットは、決して私の望むところではないが、トランプ、(英首相のキア・)スターマの両氏に対し、この問題に目をつぶってやり過ごすことはできないというメッセージを送る唯一の方法だと考えている」「今回は辞退せざるを得ないとの結論に至った」と付け加えた。
これに対し野党・保守党は「甚だしい無礼」だと批判した。
だが、デービー氏は28日、BBCラジオ4に対し、「国王陛下に無礼を働く意図は一切ない」と述べた。
トランプ氏による2019年の国賓訪問は、大規模な抗議活動によって損なわれたが、今回の訪問に合わせた抗議デモも既に計画されている。
2019年にトランプ氏を迎えた公式晩さん会も、当時労働党党首だったジェレミー・コービン氏を含む複数の政治家にボイコットされた。(c)AFP