インスタグラムの映像(c)news1
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【08月28日 KOREA WAVE】韓国の大手食品メーカー三養食品の人気商品「プルダックポックンミョン(激辛炒め麺)」を食べて病気になったとして、カナダのインフルエンサーが1500万カナダドル(約16億円)規模の訴訟を起こしたと主張している。しかし本人は訴訟中も同商品を食べる動画を投稿しており、その真偽や信頼性をめぐって波紋が広がっている。

この人物はフォロワー10万人を抱えるカナダのティックトッカー、ハベリア・ワシム(Javeria Wasim)。7月末、プルダックを食べて胃潰瘍を患ったとして入院映像を公開し、8月16日には三養食品を相手に1500万カナダドルの損害賠償訴訟を起こしたと主張した。

だがその後も「お気に入りのプルダックレシピを紹介する」と食事動画を投稿し、「訴訟中で胃潰瘍にもなったが、それでもプルダックを食べる理由」と題して再びレシピを公開するなど、一貫性のない行動で疑念を買っている。

ワシムは過去に「キャンディを食べて顎の骨が折れた」と訴え話題になった人物。最近SNSで「訴訟文書は来週までに出る予定だがまだ公開できない」「裁判が1週間延期された」と述べた。さらに「弁護士チームに感謝する。プルダックで苦しんだ人々に正義を」と付け加えた。

一方、三養食品は「北米で訴訟や裁判が進められているという事実はない」と明確に否定している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News