ポルトガル山火事で4人目の死者、スペインでは火災収束へ
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【8月24日 AFP】ポルトガルの大統領府は23日、北東部サブガルで消火活動中に負傷した消防士が死亡したと発表した。同国の消防士が亡くなるのは4人目となっている。一方で、スペインでは広大な土地を焼き尽くした火災を徐々に抑えつつある。
熱波や乾燥状態、強風により引き起こされたこの夏の火災により、両国では8人が死亡している。
メディアによると亡くなった消防士の男性(45)は、火災に対応する民間企業に勤務していた。
大統領府は、「サブガルの地方自治体で森林火災と直接戦い、悲劇的に命を落とした」消防士の家族に哀悼の意を表した。
4人の死亡が確認されているスペインの当局は、主に西部と北西部で猛威を振るっていた火災との戦いにおいて、状況が好転していると述べた。
スペインの民間防衛・救急サービスの責任者ビルヒニア・バルコネス氏によると、依然として18か所で「危険な」火災が続いているものの、欧州の支援を受けた国内の救急サービスがほぼ火災をほぼ封じ込めたと続けた。
バルコネス氏は公共放送TVEに対し、「この恐ろしい状況を終わらせるためには最後の一押しが必要です」「火災の数は減り、終わりはかなり近づいています」と話した。
イベリア半島全体で焼失した面積は、欧州連合(EU)の統計によると米国のデラウェア州ほどの広さに達している。欧州森林火災情報システムは、スペインでは40万3000ヘクタール、ポルトガルでは27万8000ヘクタールが焼け、その合計は6810平方キロメートルとなっている。(c)AFP