【8月24日 AFP】北朝鮮は23日、「新型」の防空ミサイルの試験発射を行った。国営メディアが24日に伝えた。北朝鮮の兵士が一時的に国境を越えた後、韓国軍が警告射撃を実施し、両国の緊張が高まっている。

朝鮮中央通信(KCNA)によると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が発射を視察した。

KCNAは、2つの新しいミサイル兵器システムは「運用と反応モードが独自かつ特殊な技術に基づいている」と述べた。

「発射により、2種類の発射体の技術的特徴が、さまざまな空中目標を破壊するのに適していることを証明した」とし、システムの詳細は説明していない。また、試射が行われた場所についても明らかにしていない。

韓国の合同参謀本部は23日、北朝鮮の兵士が一時的に国境を越えたため、軍が警告射撃を実施したと発表した。北朝鮮はこれについて、緊張を「制御不能」な水準に高める可能性があると非難していた。(c)AFP