プレイステーション5 「厳しい経済環境」で50ドル値上げ 米関税影響
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【8月21日 AFP】ソニー・インタラクティブエンタテインメントは20日、家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」の米国での価格を、「厳しい経済環境」により50ドル(約7400円)値上げすると発表した。
ドナルド・トランプ米大統領が課した関税により、米国に輸入される商品のコストが上昇するため、日本のソニーのような企業はそのコストを消費者に転嫁するかどうかを決めなければならない。
同社のグローバルマーケティング担当副社長イザベル・トマティス氏は「多くのグローバル企業と同様に、われわれも厳しい経済環境を乗り越え続けている」とし、「結果、米国におけるプレイステーション5の希望小売価格を引き上げるという苦渋の決断を下した」と述べた。
PS5の新価格は550ドル(約8万1000円)、PS5デジタル・エディションは500ドル(約7万4000円)、PS5 Proは750ドル(約11万円)になる。(c)AFP