【8月21日 AFP】性別騒動に揺れる中、パリ五輪ボクシング女子66キロ級の金メダルを獲得したイマン・ヘリフ(アルジェリア、26)は20日、元マネジャーが主張した自身のキャリア中断を否定した。

ヘリフは自身のフェイスブックページへの投稿で、「ボクシングからの引退報道は誤りであることを、皆さんに明確に伝えたい」と記し、元マネジャーのナセル・イエスファ氏が「虚偽かつ悪意のある発言で、私の信頼と祖国を裏切った」と続けた。

また「私はボクシングからの引退を一度も発表していない。スポーツキャリアに専念しており、定期的にトレーニングを行い、アルジェリアとカタールで体調を維持しながら、今後の大会に備えている」と述べた。

フランス紙ニース・マタンは18日付で、ヘリフの元マネジャーの発言を引用し、ヘリフがグローブを置いたと報じたが、これが完全な引退かどうかは明示していない。

世界ボクシング選手権が9月4~14日にかけて英リバプールで開催予定となっており、出場登録の締め切りは8月25日となっている。(c)AFP