鬱陵郡道東旅客船ターミナルに設置された「SRT鬱陵駅」標識=SR提供(c)news1
鬱陵郡道東旅客船ターミナルに設置された「SRT鬱陵駅」標識=SR提供(c)news1

【08月21日 KOREA WAVE】韓国慶尚北道の離島、鬱陵島(ウルルンド)が夏の観光シーズンを迎えたものの、高すぎる物価に対する不満が広がり、観光客が前年より大幅に減少していることが判明した。

鬱陵島当局の発表によれば、2025年1月から7月までに島を訪れた観光客数は20万9006人で、前年同期間の23万1325人より約3万人の減少である。

観光業関係者によれば、浦項―鬱陵島の高速船が部品故障により運休した影響もあるが、過剰な料金や高い物価に関する評判の悪化が観光客減少の一因であるという。観光客からは「本土より物価が高すぎる」との声が頻繁に聞かれるとのことである。

また、以前問題となった「脂身ばかりの三枚肉(サムギョプサル)」やタクシーの“ぼったくり”料金に関しても、島の住民は「確かに問題があった」と認めている。

鬱陵島でペンションや飲食店を経営する60代の住民は「最近のサムギョプサル問題やタクシー料金に関する批判については、住民も是正すべきだと考えている」としながらも、日用品や食材の価格が高いのは離島特有の事情によるものだと説明している。

住民によれば、今年10月のペンション予約は例年より約30%減少しており、懸念材料となっている。多くの住民は「観光客が宿泊費などを高く感じることには共感できる」としたうえで、「政府や地方自治体が輸送費に対して支援しない限り、根本的な解決は難しい」との見解を示している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News