韓国・尹前大統領夫婦の自宅に「仮差し押さえ」申請…市民1万2000人「戒厳令」慰謝料求め訴訟
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【08月20日 KOREA WAVE】
2025年7月、家宅捜索を受けたユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の私邸のあるマンション(c)news1
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韓国で「非常戒厳」が宣布されたことにより精神的被害を受けたとして、市民団体が当時の大統領ユン・ソンニョル(尹錫悦)氏と妻キム・ゴニ(金建希)氏を共同被告とする慰謝料請求訴訟を起こし、夫婦の私邸に対する仮差し押さえを申請した。
市民1万2225人を代理してキム・ギョンホ弁護士が8月19日、ソウル中央地裁に申請した。キム・ギョンホ氏は18日にも、原告1人当たり10万ウォン(約1万1000円)の慰謝料を求める訴状を提出していた。
仮差し押さえの対象となったのは、前大統領夫妻が居住するソウル市瑞草区アクロビスタのマンション。キム・ギョンホ氏は「ユン前大統領は現在、弾劾や拘束、各種捜査および巨額民事訴訟など深刻な司法的危機に直面しており、将来的な強制執行を逃れるために唯一の主要財産である自宅を処分または隠匿する可能性が極めて高い」と指摘。民事執行法第276条・第277条に基づき、慰謝料請求権という保全すべき権利の存在を根拠に、財産保全の必要性を主張している。
今回の訴訟で、キム・ギョンホ氏は「非常戒厳」はいわゆる「キム・ゴニ」リスクを覆い隠す目的で企画されたものと主張。キム・ゴニ氏が非公開回線で“内乱勢力”と通話していたとして、共同不法行為者としての損害賠償責任があると訴えている。
なお、ソウル中央地裁は2025年7月、同様の趣旨で市民104人が提起した慰謝料訴訟で原告勝訴判決を出しており、ユン前大統領はこれを不服として控訴・仮執行停止を申し立てた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News