ハマス、新たなガザ停戦案を受け入れ 幹部
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【8月19日 AFP】イスラム組織ハマスは18日、パレスチナ自治区ガザ地区で1年10か月以上続く戦争をめぐり、新たな停戦案を受け入れた。ハマスの幹部が明らかにした。
米国の支援を受け仲介役を務めるエジプトとカタールは、ガザ地区で深刻な人道危機を引き起こしている紛争において、持続的な停戦を確保するのに苦労している。
しかし、仲介者から新しい提案を受け取った後、ハマスは交渉に応じる準備ができていると述べた。
ハマスの幹部バセム・ナイム氏は「仲介者の新しい提案に同意する返答を提出した。われわれの人々に降りかかるこの戦争の火を消すことを神に祈る」とフェイスブックに投稿した。
これより前、ハマスの情報筋はAFPに対し、「修正を求めずに」提案を受け入れたと述べた。
エジプトは、カタールと共に新しい提案をイスラエルに送ったと述べ、「ボールは今、彼らのコートにある」と付け加えた。イスラエルはまだ応答していない。
エジプト政府系のアルアカヘラ・ニュースによると、提案には60日間の停戦、一部の人質の解放、一部のパレスチナ人囚人の解放、および支援物資の流入を許可する条項が含まれている。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は先週、イスラエルは「すべての人質が一度に解放され、戦争を終わらせるためのわれわれの条件に従う合意に同意する」と述べた。
18日の早い段階で、ネタニヤフ氏は軍トップと国防大臣と会い、ガザでの今後の攻勢の計画を確認し、ハマスが「極度の圧力下にある」と強調した。(c)AFP/AFP team in Gaza City with Menna Farouk in Cairo, Bahira Amin in Rafah, Egypt and David Stout in Jerusalem