■ウクライナ市民

ウクライナ北東部の都市ハルキウで劇場マネージャーとして働くパブロ・ネブロエフさん(38)は、会談の記者会見を見るため夜遅くまで起きていた。

しかし、激しい攻撃にさらされてきたハルキウから見ると、この会談はプーチン氏の明白な勝利のように映った。

「予想通りの結果だった。これはプーチン(氏)にとって大きな外交的勝利だと思う」とし、「彼は完全に正当化された」と続けた。

多くのウクライナ人と同様、ネブロエフさんも自国の代表がいないまま会談が行われたことに驚愕した。

「これは無意味な会談だった。ウクライナに関する問題は、ウクライナ人と大統領が参加して解決されるべきだ」と訴えた。

トランプ氏はその後、欧州指導者やゼレンスキー大統領に会談内容を説明。ゼレンスキー氏は、18日に米ワシントンでトランプ氏と会談すると発表した。

会談の数時間後、ウクライナ政府はロシアが夜間に85機のドローンと弾道ミサイルで攻撃を行ったと発表した。

「会談があろうとなかろうと、ハルキウはほぼ毎日砲撃されている。ハルキウは何の変化も感じていない」と写真家のイリーナ・デルカチさん(50)は語った。

ロシアによる侵攻の犠牲者を悼むため、毎日行われる黙とうに足を止め、「私たちは勝利を信じているし、それが来ることを知っているが、誰がもたらすのかは神のみぞ知る」と述べた。

また多くのウクライナ人と同様にトランプ氏に懐疑的な見方を示し、「私たちは自分の仕事をして、トランプ(氏)が何をしているかにはあまり注意を払わない」と話した。

薬剤師のラリサ・メルニクさん(25)は、自国が平和に近づいているとは思わないとし、「停戦はないと思う。たとえ銃声が止んでも、それは一時的なものにすぎない」と語った。

ロシアは歴史的に「大規模な紛争を引き起こしてきた」と述べ、2008年のグルジア紛争を例に挙げ、「なぜ誰もこれに反応しないのか」と問いかけた。(c)AFP