【8月16日 AFP】ポルトガルのマルセロ・レベロデソウザ大統領は15日、同国全土で火災が猛威を振るう中、東部の町グアルダで消火活動をしていた元町長が死亡したと発表した。

レベロデソウザ氏は声明で、「教区内での消火活動で火災に巻き込まれ死亡したカルロス・ダマソ元町長の死に際し、グアルダの町長には心からの哀悼の意を表し、遺族に伝えていただくようお願いする」と述べた。

レベロデソウザ氏は休暇を切り上げて大統領公邸に戻り、国家緊急事態・市民保護当局の会議に参加したと述べている。

ここ数日間にわたり、消防士数千人が国内各地で消火活動に当たっている。

大統領府はX(旧ツイッター)に、同国が隣国スペインと同様に欧州連合(EU)の市民保護メカニズムを発動して支援を要請し、18日までの消防航空機4機の提供を求めたと投稿している。(c)AFP