【8月15日 AFP】ドイツは、イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸にユダヤ人入植者住宅数千戸の住宅を建設する計画に「強く」反発し、ヨルダン川西岸での「入植者住宅の建設中止」を求めた。

ドイツ外務省は声明で、「イスラエル政府がヨルダン川西岸のイスラエル占領地域に数千戸の新規入植者住宅を建設すると発表したことに強く反対する」と述べた。

イスラエルの極右ベツァレル・スモトリッチ財務相が14日、複数の国がパレスチナを国家承認する意向を表明したのに対抗し、ヨルダン川西岸を南北に分断する形でユダヤ人入植者住宅3400戸を建設する計画を支持すると表明し、ヨルダン川西岸の併合を呼び掛けていた。(c)AFP