【8月14日 AFP】サッカー、UEFAスーパーカップが13日、イタリア・ウディネで行われ、欧州チャンピオンズリーグ王者のパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)は2-2で迎えたPK戦でヨーロッパリーグ覇者のトッテナム・ホットスパー(イングランド)を4-3で下し、さらにトロフイーを手にして新シーズンをスタートさせた。

トーマス・フランク新監督の下で初の公式戦に臨んだスパーズは、39分にミッキー・ファン・デ・フェンが先制点を決めると、後半開始3分後にはクリスティアン・ロメロが追加点を挙げ、2-0とリードを奪った。

それでもPSGは途中出場した2選手に救われ、85分に李康仁(イ・ガンイン)が1点を返すと、アディショナルタイム4分にゴンサロ・ラモスがヘディングで同点弾を挙げた。

そのまま迎えたPK戦で、PSGは1人目のビティーニャが枠を外し出だしでつまずいた。それでも、GKリュカ・シュバリエがファン・デ・フェンのキックをストップすると、スパーズはさらにマティス・テルが失敗。両チームはそれ以外の選手がキックを成功させる中、ヌノ・メンデスがPSGの勝利を決めるシュートを蹴り込んだ。

クラブW杯決勝でチェルシーに敗れてからちょうど1か月と、オフシーズンの休暇が短かったPSGだが、新シーズン開幕を幸先よく迎えた。1週間前にプレシーズンを開始し、この一戦を前に親善試合を組んでいなかったPSGは、17日に敵地でナントとのフランス・リーグ1開幕戦を控えている。

一方、スパーズは16日にバーンリーFCとのイングランド・プレミアリーグ初戦に臨む。(c)AFP