【8月13日 AFP】北朝鮮の国営メディアが13日に報じたところによると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が前日に電話会談を行い、協力関係の強化を誓った。プーチン氏は今週金曜に、ドナルド・トランプ米大統領との会談を控えている。

朝鮮中央通信(KCNA)は、両氏は「温かい同志的な雰囲気」で電話会談を行い「今後の協力関係を強化する意志を確認した」と伝えた。

会談では、プーチン氏が「クルスク解放において朝鮮人民軍の兵士たちが示した自己犠牲の精神」に感謝の意を表し、一方の金氏も「今後もロシア指導部が取るすべての措置を全面的に支持する」と応じた。

北朝鮮は数千人の兵士をロシアのクルスク地域に派遣し、武器も提供している。金氏は先月、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との会談で、ロシア政府に対する全面的な支持を表明した。

電話会談についてロシア大統領府は、プーチン氏が「米国大統領ドナルド・トランプとの今後の会談に関連して金正恩に情報を共有した」と述べた。

電話会談の公表については、「国内外の観客に彼らの親密さを示す意図」を示していると、韓国・北韓大学院大学のヤン・ムジン学長がAFPに語った。

トランプ氏とプーチン氏がウクライナ和平で合意すれば、「プーチン氏はトランプ氏の北朝鮮関連の懸案に対する金正恩氏の考えを伝えるだろう。その内容には、条件付きで核軍縮に関する首脳会談を開くことも含まれる可能性がある」と述べた。

また、「もしロシアとウクライナの和平交渉が進展すれば、それは米国と北朝鮮、そして南北対話にポジティブな波及効果をもたらす可能性がある」とも指摘した。(c)AFP