中国四川 猛暑時に電動バスの逆放電による電力確保
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【8月17日 CGTN Japanese】最近、中国各地では猛暑日が続いています。高温に伴い、電力使用の負荷が上昇しているのに対応し、一部の地方では「逆放電」という新しい革新的な取り組みが行われています。
電力需要の負担を軽減するため、中国西部の四川省成都市にある公共バス駐車・整備基地では、電動バスが「モバイルバッテリー」に変身しています。成都バス会社の運転手・陳躍さんによると、バスをおよそ12分放電させると、放電出力は115キロワットになるとのことです。
今年、中国国家発展改革委員会など4部門は共同でEV車両と電力網の大規模な連携を支援し、日常の運行を優先にする前提下で、電動バスが余剰電力を逆に電力網に放電することを奨励しています。1日の営業を終えた電動バスは通常100キロワット時程度の余剰電力を残しており、これは約10世帯が猛暑時に1日に使用する電気量に相当します。
成都の電動バスは都市で動く「モバイルバッテリー」のようなもので、重要なスポーツ競技や重要イベントはもとより、自然災害などの際に局所的な緊急電力供給の役割を果たすことができます。
現在、成都バスはすでにEV車両と電力網が連携するスマート充放電ステーションを設けており、計52台の双方向インテリジェント充放電端末を配備しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News