【8月11日 AFP】ロシア軍によるウクライナへの攻撃で10日、6人が死亡、数十人が負傷した。ウクライナ当局が発表した。一方、ウクライナ政府は同日、ロシア国内の製油所2か所を攻撃したと明らかにした。

ウクライナでの紛争解決を目指し、米国とロシアが会談を行うことで合意したが、前線での衝突は激しいまま続いている。現時点で、会談にウクライナは参加しない見通し。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は同日、「ロシアは平和に向けた実質的な一歩を一つも踏み出していない。地上でも空中でも、命を救うための一歩を踏み出していない」と述べた。

ロシアの攻撃は東部に集中しており、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン各州で6人が死亡した。各州当局が発表した。

また、ザポリージャ市では、ロシアの滑空爆弾が混雑したバス停を直撃し、19人が負傷した。現場の映像には、救助犬を連れた救助隊が、破壊されたバス停の瓦礫から血とほこりにまみれた負傷者を引き出す様子が映っていた。

一方、ウクライナ軍は、ロシア西部サラトフ州にある大規模な石油精製所をドローンで攻撃したと主張。サラトフ州知事は「工業企業の一つが損傷を受けた」と述べ、攻撃により1人が死亡したと付け加えた。

また、ウクライナ国防省情報総局(GUR)によると、ロシア北部のコミ共和国ウフタにある別の精製所も損傷を受けたという。この施設は前線から約2000キロ離れている。

コミ共和国の首長はテレグラムで地域へのドローン攻撃を確認したが、ウフタ精製所には言及せず、攻撃による死傷者はいないと述べた。(c)AFP