ネタニヤフ首相 ガザ制圧計画は紛争終結へ「最良の方法」
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【8月11日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は10日、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争を拡大し、イスラム組織ハマスの残る拠点を標的とする新たな計画が、「戦争を終わらせる最良の方法だ」と述べ、戦闘停止を求めて高まる声に反発した。
ネタニヤフ氏は記者会見で、新たな作戦について「戦争を終わらせたいので、かなり短い時間枠で」実施されると述べた。
イスラエルの安全保障内閣が8日に紛争拡大とガザ市を制圧する計画を発表したことを受け、批判は一層激しくなっている。
しかしネタニヤフ氏は記者に対し、「これは戦争を終わらせる最良の方法であり、迅速に終わらせる最良の方法である」と強硬な姿勢を崩さなかった。
新たな作戦の目的は「ガザ市と中央難民キャンプに残るハマスの2拠点を取り壊すこと」と、民間人がその地域を離れるための安全な回廊と安全地帯を確立することだと述べた。
「イスラエルは片をつけて、ハマスを完全に打ち負かすしかない。われわれは多くのことを成し遂げ、ガザの70~75%をイスラエルの軍事管理下に置いている」「しかし、二つの拠点が残っている。ガザ市とアル・マワシの中央難民キャンプだ」
テレアビブでは前日、数千人が街頭に出て安全保障内閣の決定に対する抗議デモを行っている。(c)AFP