【8月6日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は5日、ホワイトハウスの屋上に不意に姿を現し、ロシアとの緊張が高まる中、核ミサイルの配備について冗談を飛ばした。

ボディーガードに挟まれ、狙撃兵に護衛されたトランプ氏は、記者室の上にある平らな屋根の上を20分間散歩し、新たに建設するボールルーム(宴会場)の予定地を眺めた。

屋上にいる理由を問われると、「ちょっと散歩しているだけだ」と答えた。

何を建設するつもりかと聞かれると、「核ミサイルだ」と冗談を飛ばし、手ぶりでミサイル発射をまねた。

米国とロシアはここ数日、激しい非難の応酬を繰り広げている。

トランプ氏は先週、ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領の挑発的発言を受け、ロシア近海に原子力潜水艦2隻を配備するよう命じた。(c)AFP