「脂身だらけのサムギョプサル」だけじゃない…韓国で止まらぬ“観光ぼったくり”被害
このニュースをシェア
【08月06日 KOREA WAVE】夏休みシーズンのたびに韓国の観光地で繰り返される「ぼったくり」問題が、またもや浮き彫りになっている。
最近あるユーチューバーが慶尚北道・鬱陵島(キョンサンブクド・ウルルンド)で体験した「ぼったくり被害」を映像で告発した。サムギョプサル1人前を1万5000ウォンで(約1600円)注文したが、70%以上が脂身だったというのだ。また、2泊25万ウォン(約2万7000円)のモーテルもエアコンが故障していたが、何の対応もしてくれなかったという。
視聴者からは「行くべきでない旅行地を教えてくれてありがとう」「死ぬまで鬱陵島には行かない」「この動画を見て家族旅行をキャンセルした」といった反応が相次いだ。
最大野党「国民の力」のチン・ジョンオ議員が入手した韓国消費者院の資料によると、過去5年間の観光地でのぼったくりに関する被害申告は155件。2024年は50件で、江原(カンウォン)・慶尚地方の海産物店が目立った。
また、韓国観光公社の資料によると、2024年に観光不便申告センターへ寄せられた通報は1543件と前年の902件から71.1%も増加した。このうち外国人観光客からの申告は1433件で全体の92.9%を占めた。
通報内容は、ショッピング関連が306件で最も多く、タクシーの158件が続いた。具体的には、日本人観光客が実勢価格の3倍で化粧品を購入させられ、オーストラリア人観光客が仁川空港からソウル龍山(ヨンサン)までの深夜タクシーで10万6100ウォン(1万1360円)を請求されたケースなどがあった。
チン議員は「ぼったくりが国民を海外旅行に追いやる状況を止めなければならない。政府も明確なガイドラインの策定と現場モニタリングの強化など積極的な対策を講じるべきだ」と強調した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News