世界AI大会が上海で開催 中国は世界AI協力組織の設立を提唱
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【7月29日 CGTN Japanese】2025世界人工知能(AI)大会とAIグローバルガバナンス・ハイレベル会議の開会式が7月26日に上海で行われ、AIの産業界、学界、研究分野の代表1000人余りが出席しました。
中国の李強総理は開会式で演説し、「世界的なインテリジェント化の波が目下沸き起こっている。科学技術がどのように変革しようと、善良と普遍的な恩恵の方向に発展しなければならない。AIも人類に幸福をもたらす国際的な公共財となるべきだ」との考えを示しました。
李総理はまた、AIの発展とガバナンスの推進をめぐり、三つの提案を打ち出しました。第1に普及と包摂をより重視し、AI発展の既存の成果を十分に活用すること、第2に革新と協力をより重視し、より多くの画期的なAIテクノロジーの成果を目指すこと、第3に共同ガバナンスをより重視し、AIが人類に幸福をもたらす上で最終的に正しい成果の達成を確保することです。このほか、中国政府は世界AI協力組織の設立を提唱しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News