カンボジア首相が米大統領の停戦提案歓迎、タイとの衝突続く
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【7月27日 AFP】カンボジアのフン・マネット首相は27日、タイ国境付近での武力衝突の停戦協議に応じる用意があると述べ、米国のドナルド・トランプ大統領による深夜の介入を歓迎した。
フン・マネット首相は、外相がタイ側との調整のためマルコ・ルビオ米国務長官と協議すると述べたが、タイ政府に対していかなる合意も破棄しないよう警告した。
停戦の可能性の議論が高まる中、両国はこの日、4日目となる砲撃戦を繰り広げたことが、AFPの取材と国防省の発表で明らかになった。
国境の紛争地帯から約20キロ離れたカンボジアのサムロンで取材をするAFPの記者は、夜明けから定期的に砲撃音を耳にした。これは、午前4時50分(日本時間午前6時50分)ごろに、紛争中の二つの寺院の近くで衝突が始まったという、同省報道官の声明と一致している。(c)AFP