【7月21日 AFP】中国政府は21日、米銀行ウェルズ・ファーゴの米在勤社員に対し、中国からの出国を禁じたことを確認した。この件をめぐっては先週、最近中国に入国した上海出身のマネージングディレクター、チェンユエ・マオ氏が出国できないと報じられていた。

中国外務省の郭嘉昆報道官は、マオ氏が「現在、中国当局が捜査中の刑事事件に関与している」と説明したが、容疑の詳細には言及しなかった。

郭氏は、「中国の法執行機関は法律に基づき出国制限を課している」と述べ、「捜査中は国外に出ることはできず、捜査への協力義務がある」とも語った。

ウェルズ・ファーゴは先週AFPに対し、「この状況を注意深く追跡しており、当社の従業員ができるだけ早く米国に帰国できるよう、適切なルートを通じて対応している」とコメントしていた。

郭氏はまた、この件は「個別のケース」だとした上で、「中国はこれまで通り、すべての国からの訪問者やビジネス関係者を歓迎する」と述べた。

その一方で、「中国人か外国人かを問わず、中国にいる間は中国の法律に従わなければならない」と強調した。(c)AFP