【7月20日 AFP】ボクシングの世界ヘビー級4団体統一戦が19日、英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われ、WBAスーパー、WBC、WBO王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が、IBF王者のダニエル・デュボア(英国)に5回1分52秒でKO勝ちし、4団体王座統一を成し遂げた。

この勝利により、ウシクはプロデビューからの連勝を24に伸ばした。

38歳のウシクは試合開始からデュボアを圧倒。最初の4ラウンドを支配し、5回の序盤でデュボアからダウンを奪うと、強烈なフックでデュボアを再びキャンバスに沈めた。

ウシクは2023年にも、デュボアに対して9回で勝利している。

「38歳はまだ若い。まだ始まりだ」とウシクは試合後、DAZNのインタビューに答えた。

今後については「次は分からない。休みたい。家族や妻、子どもたちと一緒に休みたい。2、3か月はただ休みたい」と語った。(c)AFP