米追放ベネズエラ人移民を送還、交換で米国人10人も帰国
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【7月19日 AFP】ドナルド・トランプ米政権によって不法移民として国外追放され、中米エルサルバドルの刑務所に送られていたベネズエラ移民の一団が18日、囚人交換協定により送還された。
人権団体が非難していた数か月に及ぶ苦難が終わりを迎え、男性たちを乗せた2機の飛行機が首都カラカスの空港に到着すると、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、トランプ大統領に感謝の意を表した。2機の飛行機に乗っていた人数は確認されていない。
トランプ政権はこの日、ベネズエラで拘束されていた10人の米国人とベネズエラでの「政治犯」とされる、人数不明の人々との交換により、男性たちが解放されたと発表した。
米国は今年3月、ベネズエラ移民252人をエルサルバドルに送り、証拠もなくギャング団「トレン・デ・アラグア」の構成員だとみなして「テロリスト拘禁センター(CECOT)」に収監させていた。
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は、「本日、わが国で拘束されていたすべてのベネズエラ国民を引き渡した」と述べた。
マルコ・ルビオ米国務長官はX(旧ツイッター)で「ベネズエラで拘束されていた10人の米国人が自由への道を歩んでいる」と述べ、「すべての米国人拘束者の解放と、ベネズエラの政治犯の解放に関する合意を確保するのに協力してくれた」と、ブケレ大統領に感謝を示した。
ベネズエラ政府は声明で、米国人の解放とは別に「一般的な犯罪や憲法秩序に対する違反行為への関与」を理由に拘束されているベネズエラ人に対し、投獄に代わる「代替措置」を認めたと述べている。(c)AFP