【7月16日 CGTN Japanese】中国国防部の蒋斌報道官は7月14日の定例記者会見で、最近の軍事関連の問題について、中国は東南アジア非核兵器地帯の設立を断固として支持すると表明しました。

蒋報道官は記者会見で、記者から「フィリピンの国防長官が最近のインタビューで、中国が『東南アジア非核兵器地帯条約』の議定書に署名するのは『ポーズにすぎない』と述べ、中国は率先して非核化を実現してこそ誠意を示せると述べた。この発言についてのコメントは」と求められました。

蒋報道官は、「東南アジア非核兵器地帯の設立は、国際的な核不拡散体制を強化し、地域の平和と安定を促進する上で非常に重要だ。東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の根本的な安全の利益の維持にも寄与する」と述べました。

その上で、蒋報道官は、「中国は条約議定書に率先して署名する意思をすでに明確に表明している。中国は『核兵器を先制使用しない』という政策を堅持し、非核兵器国および非核兵器地帯に対して核兵器を使用しないことや、核兵器を威嚇のために使わないことを無条件で約束している。これらは核兵器国の中で唯一であり、中国の核戦力と核政策は世界の平和に対する重要な貢献である」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News