【7月15日 CGTN Japanese】標高5250メートルの中国チベット自治区アリ地区では、中国科学院高エネルギー物理学研究所が主導し、中国科学院国家天文台、米スタンフォード大学など国内外の16の科学研究機関が共同開発し、8年かけて建設された原始重力波観測実験第1期(AliCPT-1)がファーストライト(新しい天文機器が初観測で成果を挙げること)の観測に成功しました。月と木星が放射した150GHz帯域の鮮明な画像データを取得し、7月13日に一般公開しました。中国初の原始重力波観測・検出実験となります。

今回の観測・検出実験で首席科学者を務める張新民研究員は、「原始重力波を順調に検出できれば、宇宙の『最初の姿』を垣間見ることができると同時に、低温超電導探査機や低温読み出し電子学などの先端技術の画期的な発展を推進し、宇宙学研究をより高精度な時代へと推し進めることができる」との見解を示しました。

また、中国科学院高エネルギー物理学研究所によると、標高の高いチベット高原は呼吸するには苦しい環境であるものの、宇宙観測に最適な場所であるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News