【7月15日 AFP】フィンランド国境警備隊は14日、ロシアから不法入国し、亡命を求めてきた男について調査していると発表した。メディアには、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の元戦闘員だと報じられている。

フィンランド放送協会(YLE)によると、「エフゲニー」と名乗るこの男は、ソーシャルメディアでワグネルに所属していたと公言しており、最近ではロシア軍指導部を批判する動画を公開している。

故エフゲニー・プリゴジン氏によって設立されたワグネルは、アフリカ、中東、そしてウクライナでの紛争で、ロシア大統領府(クレムリン)の目的達成を追求とする残忍な手法で世界に悪名をとどろかせていた。

プリゴジン氏が短期間ロシア政府に反旗を翻した後、不可解な航空機事故で死亡したのを受け、ワグネルは解体・再編された。

フィンランド国境警備隊によると、同隊は17日、東部の町キテー付近で不法入国者の男を拘束した。

捜査が進められているが、男はフィンランドへの亡命を希望しているという。

だが、国境警備隊は、男とワグネルの関係をめぐるメディアの臆測についてはコメントしなかった。

警察の担当者は、捜査は初秋に終了する見込みだと述べた。(c)AFP