中ロ外相が会談 王毅氏「最も戦略的に価値ある関係」
このニュースをシェア
【7月14日 AFP】中国の王毅外相は13日、首都北京を訪問しているロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談し、両国の「戦略的に価値ある」関係を称賛した。
中国外務省の発表によると、王氏は「中国とロシアは、今日の世界における主要国間で最も安定し、最も成熟し、最も戦略的に価値ある関係である」とラブロフ氏に述べた。
「現在の焦点は、包括的な戦略的協力を深化させ、双方の発展と復興を促進し、変動する世界がもたらす挑戦に共同で対応することにある」とも語った。
両氏はまた、「朝鮮半島情勢、ウクライナ危機、イランの核問題などについて意見を交わした」と、外務省が発表した声明で説明された。
一方、声明では米国との関係には言及されていなかったが、ロシア側はこれも議題に上ったと明らかにした。
ロシア外務省は、パレスチナ自治区ガザ地区での武力衝突を含む他の「緊急の問題」についても協議したと発表している。
ロシアとウクライナの紛争をめぐり、中国は中立の立場を主張している。定期的に戦闘の終結を呼びかけているが、同時に西側諸国がウクライナに武器を供与することで紛争を長引かせているとも非難している。(c)AFP