【7月9日 AFP】ドナルド・トランプ大統領は8日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナについて「でたらめばかり」言っていると非難した。

トランプ氏の発言は、3年以上前にロシアがウクライナに仕掛けた紛争をめぐるプーチン氏への不満の高まりを反映している。

トランプ氏はホワイトハウスでのテレビ中継された閣議で記者団に対し、「真実を知りたいなら教えてやろう。プーチン氏はでたらめばかり言っている」「いつもとても親切だが、結局は何の意味もなさない」と述べた。

トランプ氏は、先週のプーチン氏との電話会談で、政権復帰以来推し進めてきたウクライナ和平合意に何の進展も見られなかったのを受け、プーチン氏に「非常に不満」だと繰り返し表明している。

上院が提出した対ロシア追加制裁法案について問われると、トランプ氏は「極めて真剣に検討している」と答えた。(c)AFP